2009.11.25 (Wed)
またまた行きます
H21.11.24(火)
No,120.
「提携という絆に感謝」
去年のようにりんごがよい時ですと、自信をもってどんどん出せるのですが、よくない時は心細いもので、注文してくれる方がいないとどうしようとはらはらします。今回は2回目になりますので9月にとった方は、いくらひどいとはいえ、これじゃと思った方もいらっしゃったかと思います。そんな中でも、今回ご注文があり、本当にありがたく感謝、感謝、感謝・・・です。今回とってくださった、お一人お一人の方に35年もの間支えられてきたんだなと思いました。食べていただかないと私たちは生活できません。来年は、皆さんに喜んでもらえるよう、もっと、もっと頑張ります。
「土作りが基本」
春から申請しておりました有機認証(有機JAS)が認証され、先日認定証明書が届きました。この証明書は、提携の中ではあまり価値のないものなのかもしれませんが、まずはご報告致します。りんごでの取得者は、日本で3人目になるらしいです。私はこの認証は、父の代から35年以上やってきたことが、国で決めた法律の中においても、有機であると証明されたものと思っています。また、春から資材証明を取る中で、ICボルドーは使えなかったとか、袋を無菌のものにしなければいけないとか、いろいろなことがわかり、学ぶことがたくさんありましたので、この努力は無駄ではなかったと思っています。
しかしながら、今年のりんごの状況をみますと、8年前に黒星病が大発生した以上の被害で、これではいけないと痛感しました。(ちなみにジョナゴールドは去年130箱とれましたが、今年は36箱そのほとんどに病気がつきました。)悩み、考えた結果、最終的には土作りだと思いました。土を豊かにするには、田んぼにまいているぼかしを使おうという結論になりました。以前病気が出た年、田んぼにまくぼかしを全部りんごにやり、すごい力を目の当たりにして、これは本物だと思っていたのです。しかし、田んぼの分を作るだけでも大変で億劫にしていたのですが、これではいけないと決意しました。くん炭機も買いました。今年中にぼかしは作りたいと思います。他に今年の教訓から、改善点もかなり見つかり、あわせて取り組んでいきたいと思います。トロトロの佐藤さんには、「方向性は間違っていないですよ。」と励まされ、三上さんには、「まだ自分の農法も確立していない、何をやっているんだ。しっかりしろ。」と激励されました。方向性が間違っていなければ、紆余曲折しながらも、必ず本物にたどり着くはずと信じて、進んで行きます。