2011.02.08 (Tue)
湯河原
今回の、東京行きのもう一つの、大きな目的は、湯河原の力石さんにお会いし、みかん園をみせてもらうことでした。
力石さんとはお会いしたこともなく、家のりんごを取ってくれる自然食のお店をやっていて、みかんも作っておられるくらいしか、分からなかったのですが、12月に送ってくれた、みかんを食べ、これは本物だと思いました。それと一緒にそえられた、手紙に心打たれ、会いにいってきました。
さっそく、みかん園に案内してくれました。だんだんになった狭い斜面に、木はありました。草や剪定枝、枯葉や落ちた実や皮はそのまま、取り残したみかんは鳥についばまれ、もったいないほど。思わず、とって食べたみかんのおいしいこと。話を聞いている途中、隣の雑木林の中を何者かが、ごそごそ動く気配がし、探して見たが、正体は分からなかった。きじか、人間じゃないなにかの動物らしい。
りんご園とは、まるっきり違う環境でした。
力石さんは、農薬も肥料も堆肥も何もやらないそうです。何もやらなくても育ってくれるのだそうです。かえって何かをやると、病気や虫が発生するそうです。急斜面で、はしごも使えないようなところでした。
土は、やわらかかったです。掘ってみると、すぐ根がでてきました。みかんの根は、浅いところにあるのだそうです。その根を、ふんわりとした土と、様々な有機物で覆っているという感じでした。それらの有機物は一年ほどで分解してしまうということでした。すごいなと思いました。
多分、家の園地と決定的に違うのは、この腐食だと思いました。
私の理想の園地は、きれい、整然と。そこに秩序があると思っていました。有機物は、園地内の草を刈り取り緑肥にするものと、園地外のところで腐食させた堆肥を使い、園地内での腐食は極力避けた。
力石さんのみかん園は、まさに山そのもの。知らない人は、放任園だと思うらしい。
そこが違う。私の畑は、一見きれいで整然としていて、秩序があるように見えるが、本物ではない。一方、力石さんの畑は、手もかけず、全く無秩序のように見えるが、実はそうではない。よくトロトロの佐藤さんがいう秩序というものが少し分かったような気がする。
素晴らしい研修でした。
力石さんとはお会いしたこともなく、家のりんごを取ってくれる自然食のお店をやっていて、みかんも作っておられるくらいしか、分からなかったのですが、12月に送ってくれた、みかんを食べ、これは本物だと思いました。それと一緒にそえられた、手紙に心打たれ、会いにいってきました。
さっそく、みかん園に案内してくれました。だんだんになった狭い斜面に、木はありました。草や剪定枝、枯葉や落ちた実や皮はそのまま、取り残したみかんは鳥についばまれ、もったいないほど。思わず、とって食べたみかんのおいしいこと。話を聞いている途中、隣の雑木林の中を何者かが、ごそごそ動く気配がし、探して見たが、正体は分からなかった。きじか、人間じゃないなにかの動物らしい。
りんご園とは、まるっきり違う環境でした。
力石さんは、農薬も肥料も堆肥も何もやらないそうです。何もやらなくても育ってくれるのだそうです。かえって何かをやると、病気や虫が発生するそうです。急斜面で、はしごも使えないようなところでした。
土は、やわらかかったです。掘ってみると、すぐ根がでてきました。みかんの根は、浅いところにあるのだそうです。その根を、ふんわりとした土と、様々な有機物で覆っているという感じでした。それらの有機物は一年ほどで分解してしまうということでした。すごいなと思いました。
多分、家の園地と決定的に違うのは、この腐食だと思いました。
私の理想の園地は、きれい、整然と。そこに秩序があると思っていました。有機物は、園地内の草を刈り取り緑肥にするものと、園地外のところで腐食させた堆肥を使い、園地内での腐食は極力避けた。
力石さんのみかん園は、まさに山そのもの。知らない人は、放任園だと思うらしい。
そこが違う。私の畑は、一見きれいで整然としていて、秩序があるように見えるが、本物ではない。一方、力石さんの畑は、手もかけず、全く無秩序のように見えるが、実はそうではない。よくトロトロの佐藤さんがいう秩序というものが少し分かったような気がする。
素晴らしい研修でした。
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