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2011.08.23 (Tue)

みちよノート


H23.7.26(火)
No,140


田んぼに入って思うこと

 暑くなりましたが、皆様いかがお過ごしですか。青森は、7月に入ってから、ほとんど雨が降っていません。田んぼの水不足が心配です。りんごの袋かけは、例年より10日も早く終わりました。これは、袋をかけるりんごがなっていないということにもなります。収量は平年の6割程度と予想しています。
 袋かけの作業の後は、田んぼの草取りと、畑の草取りに別れて作業をします。畑は、人参が終わり、小豆に入りました。これから、長いもや、大豆の草取りになります。 
 田んぼの草取りは、入ってくれる人もなかなかいません。今になると、ひえも頑丈になり、抜くのが大変です。今年は、田んぼでも新たな試みをしています。春に入れる基肥は、入れませんでした。肥料をやらないと植物は、栄養を求めて根を深く広げていきます。今年は根の活着も良く、いつもより早めに除草機を押しました。稲の活着がいいと、草の活着も良いのか、草取りは大変でした。指がはれ、夜は病んで眠れませんでした。しかし、今年は基肥をやらないことで、いろいろ勉強になりましたし、除草機の使い方も、ようやくわかりました。来年は、こんなに苦労しないような田んぼにしたいです。
 ところで、なぜ今年肥料をやらなかったかというと、トロトロの佐藤さんが、「今さんの所も、そろそろ肥料をやらなくてもいいのではないでしょうか。足りないようでしたら、追肥で補ってください。」と言われたからです。7月に入って追肥はしましたが、いつかは佐藤さんのように、循環で回っていくような田んぼにしたいと思っています。
 今年のひえ取りは本当に大変でしたが、ひえに対して、穏やかな気持ちで取ることが出来ました。「草は生えるべくして生えているんですよ。ひえも、田んぼに少しはあってもいいんですよ。」という、佐藤さんの言葉の意味が、頭ではなく、本当にわかったような気がします。ありがたいことです。
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