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2012.02.25 (Sat)

みちよノート147


H24.2.24(金)
No,147
自然の中の腐植
 今冬は、雪が多く、寒さが厳しいです。皆様、いかがお過ごしですか。冬の間は、ゆっくり本でも読んで、農業のことをじっくり考えていたいものだと思いますが、今年も、じゃがいも、人参、長芋の土を落とし、少ないりんごを選び、干しりんごや漬物の加工をし、まだ、確定申告に取りかかっていないのに、もう、2月が終わろうとしています。事務室をかたづけていたら、読まなければいけないと思っている本がたくさん出てきました。その中で、「農業聖典」が手にとまり、読んでいます。アルバート・ハワードの書いたこの本は、有機農業のバイブルとも呼ばれています。
 まだ、途中までしか読んでいませんが、ここに書かれていることは、たくさんの腐植についての実験結果です。腐植というこの二文字には深い深い意味がありました。人間が、腐植を行い、作物を成功に導くことは、ほとんど偶然なのかもしれません。しかし、自然は、いとも簡単にそれを成しえます。すごいです。無駄なものは一つもないこと、腐植がすべてを循環してくれること、化学肥料と機械化は腐植を産まないこと、腐植のない土壌は、命を育まないこと、かつて滅んだ文明がそうであったと書かれていました。
 どうしたら、畑や田んぼに腐植を作れるかが、課題です。今日も続きを読もう。
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