2013.12.27 (Fri)
みちよノート169
H25.12.22(日)
No,169
今年を振り返り
一年過ぎるのが、あっという間に感じます。今年も皆様に支えていただきましたことに、心より感謝申し上げます。来年も平和な一年でありますように、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。
さて、我が家は今年大きな節目の年となりました。それは、父と母が引退し、明彦さんと二人でやっていくことになったからです。今まで考えていたことを試すこともできました。結果、良かったことも、良くなかったことも、経験として、これからの糧になった一年だったと思います。
ただ、自分の目指す方向は、見えてきたように思います。一言でいうと、「自然循環型農業」です。その世界は、無農薬とか有機農業とかに、こだわったものでは、ないような気がしています。無農薬の作物は、農薬を使わなければできますし、有機農業は、有機資材を使って作ることは可能なのです。今まで、ずっとどうしたら、無農薬が可能かとか、有機農業とは何かとか、そんなことを考えてきました。具体的には、どうしたら、農薬をかけなくてりんごが作れるかとか、よい堆肥を作るにはどうしたら良いかとかです。しかし、それでは、いつまでたっても私の目指す世界は無理だと思いました。ふんわりと思うことは、自然に負荷をかけない、全てがバランス良く回っていくそんな感じです。そこは、作物にとって居心地のよい畑や田んぼのような気がします。
今年は、天候が災いしてか、全ての作物で最低収量をなり、落胆した時もありました。しかし、わずかながら良かったこともありました。何十年も食べ続けた皆様でしたら、食べて何かお感じになったことはなかったでしょうか。もしあったら、私に教えてください。それが、何かのヒントになるかもしれないからです。作物は、放任では育ちません。植えたという責任上、何らかのお世話が必要になります。どうしたら、作物にとって心地よい場所になるのか、その手がけ方を模索しています。来年も試練の年になると思いますが、できると信じて、一度しかない人生を楽しみたいと思います。
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